宮武館

「宮武館」とかいて「キューブハウス」と読みます。 記事内容は、サイコロのように不規則で多面体です。

2015年05月

カツ代本より本物の味、異質の味


 ↓ 子どもがいないのに読んでどうするのか、と自分でも謎ですが、小林カツ代さんの本は料理以外もなかなかおもしろいです。

小林カツ代さんの子育て奮闘記
「ママおかわりっ―食べることが楽しい子に(1982年/女子栄養大学出版部)

ママおかわりっ―食べることが楽しい子に

 当時9才の息子と揉めて、思わず「朝ごはんはあげません!」とカツ代さんがおあずけにしたエピソードは、「料理研究家のケンタロウ氏にもそいういう時期があったのか」とほほえましい内容でした。
 他にも、子育て中にありがちで、知っておいたほうがいいお話がたくさんでてきます。 
 ・離乳食は野菜をやわらかく塩ゆでして、スプーンやフォークでつぶせば裏ごししなくてもいい
 ・豆腐は内側に熱がこもりやすいから、やけどに注意
 ・やけどをしたら、とにかく水で冷やす
 よくある身近な話題から、育児書みたいに肩肘はらずに読めるのがいいです。

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 そのなかで、市販のプリンに嘆くカツ代さんは、「ヌルヌルとしたカラメルソースが気持ち悪い」といい、「姿かたちをそっくり似せた、まったく異質の味」と表現しています。 
 ある家庭では、本物のプリンを作っても、子どもから市販の味をせがまれるとか。
 「人にはそれぞれ事情があるし、市販のものにもいいものは一杯あります」としながら、幼くても本物の味を知らせなくては、と結んでいました。

ハウス/プリンエル 60g

 おそらく私は、市販のプリンとそれらしき手作りキットで育った層です。
 それでも、本物のカスタードプリンを食べた時の衝撃は忘れられません。
 ですから、「論より証拠」の英訳、 “ The proof of the pudding is in the eating(プリンの味は食べてみなければわからない) ” には納得です。

「小林カツ代のやさしいおやつ 」(1997年/講談社)より、
プリン容器がなくて、パン・プディングを作ってみた。
小林カツ代のやさしいおやつ6a62974b.jpg

 はじめから本物の味を知らなくても、バタークリームのケーキはまずかったし、マーガリンは風味が物足りない。
 とはいえ、組み合わせ次第では、マーガリンのほうがおいしく感じることもあります。(体には悪いけど)
 バブル期の高級志向から、市販でも、本格的なカラメルソースと卵で仕上げたプリンが出回るようになりました。
 後天的にその味を求めた人たちが、プリンの市場を変えたのでしょうか。

生チョコブームの先駆けとなった?
バブリーな高級路線のCM、ロッテのV.I.Pチョコレート
 
 
 去年の暮れから、カツ代さんのお菓子本で、ケーキ作りを始めました。
 といっても、まだ片手くらいしかレパートリーはありません。
 さすがに暑くなると焼き菓子から遠のいてしまいますが、今週は冷蔵庫の在庫処分で、久しぶりにレアチーズケーキに挑戦。
 はじめは何度もレシピを見ながら、大掛かりな作業だったのに、今では夕食作りと同時進行するようになりました。
 慣れると、大儀じゃなくなるんですね。
 
 カツ代レシピの特徴は、基本をおさえながらの簡略化で、本物から大きく外れる味にはなりません。
 そのせいか、「姿かたちをそっくり似せた、まったく異質の味」のレシピには、抵抗を感じるようになってしまいました。
 
殿堂入りレシピも大公開! クックパッドの大人気お菓子108 (扶桑社ムック)

 クックパッドの殿堂入りレシピより、ホットケーキミックスとプレーンヨーグルトで作る、ベイクトチーズケーキ
 クリームチーズなしで、チーズケーキを名のるには厳しい味です。
 カツ代さんの菓子本に、クリームチーズのかわりに生クリームとプレーンヨーグルトを用いた、「レアヨーグルトケーキ」があります。
 このベイクトチーズケーキも、「ベイクドヨーグルトケーキ」にすれば期待はずれにならないと思うのですが、難しく考えないで仕上げてしまう点はすごくいいと思います。
 クックパッドにみられるレシピの簡略化は、目を見張るものがありますね。


カツ代さんのレアヨーグルトケーキ。(「たのしいお菓子」1984年/家の光協会)
食器がいかにも昭和。

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つきまとう朝日


「朝日新聞 画像」の画像検索結果


 朝日新聞の勧誘が、煩わしい。
 はじめてその販売促進員がきた時は、「ピンポン・ダッシュか!?」と疑うほど、乱暴にインターホンを鳴らしていた。
 そのうえ、なかなか名のらない。

 ヤツの手口はこうだ。
 以前、朝日新聞を取っていたせいか、知人を装い、「○○さん、挨拶に伺いました」と玄関先で馴れ馴れしく呼ぶ。
 「何の御用ですか?」と確認しても、
 「挨拶に伺いました」とくりかえすだけ。(※「朝日新聞」の「あ」の字も出さない
 よくよく話を聞いてみると、新聞の勧誘。
 「結構です」と門前払いした。

 性懲りもなく、その販売促進員が、上の階で同じことをしたらしい。
 玄関から出てきたおじさんはカンカン。
 「失礼だろう! だから朝日はダメなんだよ!」と、ここでも失敗に終わっていた。

 それにしてもしつこい。
 月に一度は、必ず同じ人がやってくる。
 さすがにインターホンは連打しなくなったけど、やり口はあいかわらずだ。
 おかげで心当たりのないインターホン(来訪の音)を、無視するようになってしまった。


 このGW期間中に気づいたことは、朝日新聞と読売新聞の広告量がまるでちがうことだ。
 職場で取っている新聞を比較したところ、5/4(月)のチラシは、読売が2枚のみ。
 朝日は、10枚以上入っていた。(例:読売に、アリオ亀有のチラシはなかった)
 購読者が激減した朝日は、その分広告料を安くして、収益にあてているのかもしれない。
 配達する人たちは、広告が厚いと、その分新聞が重くなって配りにくくなる。
  
 現場は大変だろうけど、購読者を増やしたいなら、あの販売促進員はやめたほうがいいよ。
 営業になってない。


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